
プレスフロアにおいて、パッド印刷やスクリーン作業で色がずれ始めると、インクのロットが原因と考えがちである。しかし、通常それは真の原因ではない。原因はランプのスペクトル出力とUVインク中の光開始剤との不一致である。
ランプのピークが誤った波長帯にある場合、表面での架橋が不完全となり、顔料層全体で硬化が均一に進まない。これにより、測定可能な濃度や色相の変化が起こり、数時間後に接着不良が発生することがある。
Gallium iodide 5kW 400V UVランプは、まさにこの問題に対応するために設計されている。そのスペクトル出力は、400〜410 nm帯域周辺に強く実用的なエネルギーを供給するよう調整されている一方で、深部の架橋に必要な短波長側の肩部も維持している。
この整合により、インクの光開始剤の吸収特性とランプのピーク放射照度が一致し、硬化膜はシート全体を通じて均一に硬化し、表層だけではない。400Vで5kWの定格は安定したアーク電力を提供し、それが再現性のある光出力と基材全体でのエネルギー密度(mJ/cm²)の一貫性につながる。
オフセット印刷やスクリーン作業において、この波長の適合が色の安定性を保持する要因である。濃度は安定し、ドットゲインは予測可能であり、硬化前線が毎回再現されるため、色調ずれによる再印刷が減少する。また、ウェブへの熱負荷が低減し、粘着性や層間接着不良といったランプ関連の不良も減少する。
400Vシステムへの設置は容易であるが、リフレクターの形状やダイクロイックコーティングがGallium iodideのスペクトルに適合していることを確認する必要がある。出力は空気流に敏感なため、メーカー指定の冷却速度でランプを運転し、スペクトルの安定性とランプ寿命を保護することが重要である。